
MWC2017でサムスンがGalaxy S7の後継機種「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」を発表しました。
前作のS7では、「Galaxy S7」と「Galaxy S7 edge」の2タイプが発売され、日本では「Galaxy S7 edge」だけが発売されました。
そしてその違いは、Galaxy S7 edgeがデュアルエッジタイプ(ディスプレイの両端がカーブがかっている)で、Galaxy S7が普通のディスプレイというものでした。

デュアルエッジと呼ばれるカーブの部分
しかし、S8はエッジタイプに統一したうえで、Galaxy S8と画面の大きいGalaxy S8+の2タイプが登場します。
そこで今回は、大型ののGalaxy S8+の方を予想も交えてお伝えしたいと思います。
また、標準的な「S8」については、以前の記事でも取り上げています。
Contents
スポンサードリンク
Galaxy S8 PlusとGalaxy S8のスペックを比較(4月29日更新)
Galaxy S8+ | Galaxy S8 | |
---|---|---|
OS | Android7.0 | |
CPU | Snapdragon835 2.45GHzx4 | |
メモリ | 4GB | |
ディズプレイ | 6.2インチ 有機 EL | 5.8インチ 有機EL |
画質 | 2960×1440 | 2560×1440 |
サイズ | 152.4×78.5×7.9 | 140.1×72.2×7.3 |
重量 | 173g | 155g |
電池容量 | 3500mAh | 3000mAh |
充電 | ワイヤレスチャージ | |
TV | なし (日本版のみフルセグ/ワンセグ) | |
容量 | 64/128GB | |
虹彩認証 | 搭載 | |
メインカメラ | 1200万画素 f1.7 (デュアルピクセル搭載) | |
インカメラ | 800万画素 f1.7 | |
防水・防塵 | 〇 | |
おサイフケータイ | SAMSUNG PAY (日本版は従来通り搭載) | |
音声 | ステレオ | |
カラー | Midnight Black, Orchid Gray, Arctic Silver, Coral Blue, Maple Gold |
|
発売日 | 海外では2017年4月21日 | 海外では2017年4月21日 |
ボディーや画面の大きさ以外は特に違いはありません。
ただ、電池は3500mAhに増えていますが、4000mAhくらいは欲しいですね~。
以前のnote爆発事故の原因が電池にあったようなので、電池に関しては慎重になっているようです。
ならば、以前の噂にあったように、日本の村田製作所に作ってもらえばよかったと思いますが・・・。
発売日はいつ頃になる?日本では発売される?(5月13日更新)

韓国では3月29日に発売されました。
また、アメリカやイギリスなどでは4月21日から販売開始されています。
日本でもおそらくS8とS8+の両方が発売されます!
ただ、ご存知の方も多いと思いますが、初期不良も発生していて発売はかなり遅れそうだったのですが・・。
その初期不良も改善され、今や2017年度の最高スマホの1つに候補入りしそうです。
スポンサードリンク
Galaxy S8+の特長とは?(4月29日更新)

基本的にディスプレイと電池容量以外は、S8と共通の特長となります。
また、前作のS7で大変良かったところも引き続き紹介しています。
ディスプレイがS8より大きい(4月29日更新)

ディスプレイが、S8は5.8インチでS8+は6.2インチとなっています。
ところで、どちらもちょっと縦長のように見えますよね。
実はLGのG6も縦長のディスプレイを取り入れていて、それがなぜかと言うと、新しいOSのandroid7.0が関係しています。
この7.0は、2つの画面を同時に縦や横に並べて表示できるので、正方形が2つ分入るくらいの細長いディスプレイが最適です。
上の画像例はLGのG6による表示例ですが、Galaxyも初めて7.0を搭載するので、このウィンドウ機能を生かせるディスプレイにしたのだと思います。
<関連記事>

S8+の表示例

S8カメラのフィルターモード表示例
表示例はありませんが、「S8+」も「LG G6」のように2画面表示が出来るはずです。
虹彩認証を搭載(4月29日更新)

以前から虹彩認証が搭載されるとうわさがあったものの、note爆発事故の影響もあって見送られるかもしれなかったのですが・・、ちゃんと搭載されました!
虹彩認証を採用しているスマホはごくわずかで、ほとんどのスマホが指紋認証しか採用していません。
虹彩認証センサーの実力は未知数ですが、性能いかんによっては便利かもしれませんね。
そして、指紋認証も引き続き使えますので、虹彩認証と指紋認証で使いやすい方を選べばよいですね。
前作に引き続き防水防塵もバッチリ!(4月29日更新)

以前からサムスンの防水には定評があったので、これに関しては問題ないでしょう。
さらにIP68の防水規格に準拠し、1.5mの水深で30分は耐えられることになっています。
海のような塩分を含んだ水はダメでしょうし、わざわざプールの中にスマホを持って潜ることはないでしょう。
ちなみに、水中で写真を撮りたくてもスマホはおろか普通のカメラではピントが全く合いません。
なぜかというと、空気と違って水を通すと焦点距離が大きくずれるためなので、水中写真は水中カメラで撮りましょう!
ワイヤレス充電のコイルが増えた(4月29日更新)

S7では電気を供給するコイル(接点)が2つしかなかったのですが、S8では3つに増えるようです。
S7ではスマホの置き方が少しずれただけで、ちゃんと充電できていないことがあったので、接点を増やして確実性を向上させたようです。

もちろんS8とS8+用の急速充電器が付属でついています。
従来通り音声がハイレゾ対応(4月29日更新)

ハイレゾ対応のイヤホンをつけることによって、音楽をより階調表現の深いハイレゾで楽しめます。
注意書きにDSD64とDSD128は再生できない可能性もあると明記されていますが、ほとんどのハイレゾ音源は、32ビット(PCMの場合)と64ビット(DSDの場合)なのでさほど問題はなさそうです。
Galaxy S8+のカラーについて(4月29日更新)
カラーバリエーションは左から、ブラック・オーキッドグレイ・コーラルブルー・アークティックシルバー・メイプルゴールドの全5種類で、S8とS8+と共通です。
全体的に鮮やかさはなく、どちらかというと地味なカラーが多いです。
SAMSUNG PAY(サムスンペイ)は日本でも導入される?

韓国などでは以前から導入されていたサムスンペイが、海外では引き続き導入されそうです。
どんなものかというと、スマホが非接触のクレジットカードになったと思えばお分かりいただけますでしょうか?
日本でも導入されれば大変便利そうですが、セキュリティーなどの面でまだまだ実現は難しそうです。
もちろん、おサイフケータイ、モバイルsuica、楽天edy、nanacoなどは従来通り使えるようです。
Galaxy S8+が発売されたら価格はどれくらいになる?(5月13日更新)

現在でもS7 Edgeが6万円ほどで販売されていることからしても、10万円近くするのではとうわさされていました。
いま、あまり高い値段で出しても見向きもされないと思いますので、8万円あたりまでは下がるはずだと私は思っています。
そして実際は「S8+」の場合、10万円を少し越えたところで値が付きました。

ぎょえ~高過ぎ~!!
初期の不具合も数々報告が挙がっているのに、これを輸入で買うとか大冒険もいいところです!
ただし、「S8」に関しては9万円あたりに落ち着いたようです。
それでもまだまだ高いのですが・・・、どうせXperia XZ Premiumとかも同じような感じだと思いますし、2017年度世界最高のスマホの1つですからしょうがないかもしれません。
S8ならどうしても欲しい人は買うべき?!(5月13日更新)

世界的に人気を取り戻したといえる「Galaxy S8」ですが、どうも私には納得いかない点が2つあって、特におすすめはしていません。
Bixbyって必要ですか?

気に入らない点の1つ目は、「Bixby」という人工知能による音声アシスタントです。
すでに、「Googleアシスタント」という立派な人工知能(AI)があるのに、かえって余計な機能で単にメモリを食っているだけのような気がします。
まあ、「Googleアシスタント」と違う機能もあるようですが、まだまだ発展途上のようで・・・。
しかも、英語・韓国語・中国語・スペイン語にしか対応していない点もちょっと・・。
指紋認証の位置が遠いのでは?

2つ目は指紋認証の位置が他のスマホより明らかに遠いことです。
虹彩認証・顔認証・パスワード認証など、他に選択肢があるので大きな欠点ではありませんが、すでに発売された海外でのレビューでも使いにくいという評判です。
虹彩や顔が早くて便利なので、こちらにシフトできれば問題はありませんが、指紋に慣れた人は戸惑うでしょう。
しかも、カメラのレンズに指が当たることも多いそうで、傷ものにしたくないユーザーは虹彩・顔認証にシフトしなければいけませんね!
それでもS8が欲しい場合は?

ネットによる輸入販売で買うのがいいかなと思います。
ドコモやauでもいずれリリースされそうですが、かなり高くつきそうですね。
ネット輸入通販の場合、EXPANSYSとETORENがあります。
- EXPANSYS・・90,200円で送料無料なのですが、消費税や関税が含まれていません。
- ETOREN・・90,530~91,210円ですが、逆に税金は含まれていて、送料は別に2千円かかります。
結局のところ、合計するとETORENの方が安いですし、同じ香港の企業ですが、いざという時は日本人スタッフが対応してくれるので、S8に関してはETORENがおすすめです!
周波数はどこが使える?
ETORENの場合、G950FDというグローバルタイプで届きます。
このG950FDはドコモ回線やソフトバンク回線なら、バンドが5つ対応しているので、格安SIMならドコモ系列のLINEモバイルやソフトバンク系列のY!mobileが良さそうです。
スポンサードリンク
<関連記事>
コメントを残す