LGG7ThinQのレビューまとめ:V30+があるのに日本でわざわざG7を使うメリットはあるのか?

たくさんの中華スマホが「iPhone X」を模倣したと言える2018年前半。 韓国のサムスン・日本のソニー・台湾のHTCはその流れに乗らなかったものの、残念ながら同じ韓国のLGは「V30+」という名機をだしておきながら、海外ではこそっりと「iPhone X」そっくりの「G7」をリリースしてしまいました。

正直、LGのスマホが結構好きだったので、少し失望してしまいました。 この「G7」とは日本以外で発売されているシリーズで、LGは年の上半期がGシリーズ、下半期が日本でも発売あるVシリーズと、フラッグシップを2本立てで構成しています。

日本の場合、「V30+」ならドコモやauで簡単に手に入れられますが、「G7」はネットなどで並行輸入品を手に入れることになります。 並行輸入品だと周波数や技適と気になることを抱えつつ、わざわざ「G7」を手に入れる価値があるのかどうか気になりました。

 

そこで今回は、「LGG7+ThinQ」のレビューを参考に、日本で使うなら「G7」と「V30+」のどちらがいいのかまとめてみました

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G7ThinQとV30+のスペックを比較してみた

G7(+)ThinQ V30+
OS android8.0
CPU SD845
2.8GHzx4
+1.7GHzx4
SD835
2.45GHzx4
+1.9GHzx4
メモリ 4(6)GB 4GB
ストレージ 64(128)GB 128GB
ディスプレイ 6.1インチ 6.0インチ
画質 3120×1440 2880×1440
電池容量 3000mAh 3300mAh
サイズ 153.2×71.9
x7.9mm
151.7×75.4
x7.3mm
重量 162g 158g
指紋認証
メイン
カメラ
1600万画素
+1600万画素
1600万画素
+1200万画素
インカメラ 800万画素 500万画素
防水・防塵 IP68
充電ポート USB Type-C
NFC
価格  約84,000円 約60,000円
発売日 2018年5月 2017年8月

*G7+とG7はメモリの違いのみ

中でも気になるのが、「G7」は恥を忍んで「iPhone X」のようなノッチデザインに変えたというのに、ディスプレイの大きさは正統な「V30+」と0.1インチしか違いがありません。 なのに、こんなノッチデザインを真似する必要性がどこにあるというのしょう?

 

LGG7+ThinQのレビューまとめ

今回のG7には「G7+ ThinQ」と「G7 ThinQ」の2種類があるのですが、メモリの容量以外に違いはないので、普通の用途ならただのG7で十分かと考えます。 もう1つ、今回から後付のように「ThinQ」の称号が追加されています。

特に深い意味は無いようで、AI(人工知能)をThink(考える)と置き換えただけでしょう。 ちなみに海外では、これより先に「V30S ThinQ」という機種がリリースされています。

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G7新機能のAIショートカットキー

V30+にはないこの新機能は、ThinQに込められた2つのAI機能の中ではボイスAIにあたります。 音量ボタンの下に新しく設けられたAIショートカットキーは、押すとグーグルアシスタントを呼び出せます。 もちろん、スマホがスリープ状態でもすぐ呼び出せるので、グーグルアシスタントを多用する方には便利です。

ちなみに、もう1つのAIはビジョン機能(カメラのAI)で、他のスマホでもよく使われています。

 

G7のノッチデザイン

2018MWCでは他のメーカーがノッチホンばかり展示するのを知ってか、わざとタイミングを遅らせてリリースしたようです。 しかし、「V30+」のような素晴らしい名機を送り出したにも関わらず、アップル社の模倣デザインに変える必要性がどこにあったのでしょうか?

「V30+」でも限りなくベゼルレスだったので、デザインはあのままで良かったし、ノッチを真似るより中身のグレートアップを期待していました。 これでは、ブランド力でLGがアップルにひれ伏したと思われても仕方ありません。

このノッチが気になる場合は、他のノッチホンと同じように隠すことが可能です。 表面と背面のパネルはガラス製で、サイド部分が金属製になっています。

背面はほんのわずかに丸みを帯びていて、触り心地や持ちやすさは良好です。 ただ、「V30+」より背面のガラスに指紋がつきやすいのは改良ポイントかもしれません。

 

G7のディスプレイ

LGではずっと普通のIPS液晶を採用してきましたが、2017年の「V30+」からLG独自の有機EL(OLED)を採用しました。 この点では同じく有機ELを採用した「iPhone X」と互角に渡り合っていますし、

ただ「V30+」と違ってG7には、デフォルト状態で白や灰色に青みがかかる傾向を感じます。 もしユーザーもそう感じたら、設定で色温度の数値を上げる(赤み方向)ことで簡単に好みの色調整ができます。

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G7のカメラ

先述の通りG7には2つのAIがあって、そのうちのもう1つであるビジョンAIがカメラに備わっています。 そのAIはファーウェイの「P20 Pro」と同じようなもので、あらゆるシーンや被写体を判別した上でそれに合わせた撮影モードへ切り替わります。

しかし、そのAIがないV30+と比べてもほとんど変わりませんし、HDRを起動しない方がよく撮れるという特性も同じです。

しかも、このAIを起動させっぱなしにしておくと、1~2のタイムラグがあるので、瞬間的なシャッターチャンスは逃してしまうでしょう。 それよりはスーパーブライトモードの方が凄いと思います。

そのスーパーブライトモードは、暗い夜間などで大いに効果を発揮します。 その仕組みは2ルクス以下の状況になると、ピクセルビニングといって4ピクセルで吸収した光を1ピクセルにまとめる技術で、より光の情報を得ることができるという素晴らしいものです。

スーパーブライトモードをON/OFFを比較すると、上の画像はOFFなので暗闇になりますが、下の画像はONなので肉眼かそれ以上に明るくなります。

LGではこのG7で初めてポートレートモードを取り入れました。 他のメーカーにもある被写体以外をぼかすと機能で、被写体との分離が自然にできています。

セルフィーも800万画素に向上したおかげで、これといった欠点がない無難な仕上がりになるでしょう。

 

G7のパフォーマンス

パフォーマンスはV30+に比べて劇的に向上しました。 CPUがスナドラの835から845に進化したことで、ベンチマークテストで見る限りだと計算処理能力は20%もアップしています。

その実力はG7よりはるかに高価なファーウェイ「P20 Pro」にも勝っていますが、パクリ元の「iPhone X」にはさすがに及びません。

 

G7はV30+より買う価値がある?

デザインやディスプレイで大きな違いはありませんが、暗所でのカメラ性能やデータの処理能力では、V30より+G7の方が優れています。 しかし、G7は日本向けではないので、テレビやおサイフケータイといった機能や技適はありません。

  G7 V30+
処理能力
暗所撮影
テレビ
おサイフ
ケータイ
ハイレゾ
技適
安さ

リリース時期にも差があるためか、V30+ならドコモやauで5万円以下で手に入るようになりました。 テレビとおサーフケータイに加えて、オーディオ機能もハイレゾ対応ですし、技適の心配もない「V30+」の方が魅力的なのではないでしょうか?

「G7 ThinQ」は見た目を除けばその新しさに魅力が少しあるものの、日本向けではないせいで快適機能や技適が削られているので、わざわざ並行輸入で買って使うメリットはありません。

>>ドコモV30+ L-01Kの詳細はこちら!

>>au isaiV30+の詳細はこちら!

「V30+」を 格安SIMで使いたい場合は、イオシスなどのスマホ買取店でドコモのSIMロックを解除されたものを買えば、快適機能や技適も大丈夫です。

もし、「V30+」を並行輸入で買うつもりであれば、快適機能と技適がなくなるので「G7 ThinQ」をおすすめします。

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