LGV40ThinQのスペック・価格とレビューまとめ:日本ではドコモとau(isaiV40)から発売される?

すでに海外では10月4日に発売済みの「LG V40 ThinQ」は、ドコモ・auの2018冬モデルにラインナップされていませんでした。 LGの前作「LG V30+」は結構売れたはずでしたが・・、どうして発売されないのでしょうか?

ちなみに「LG V30+」は、2017冬モデルとしてドコモから「V30+ L-03K」、auからは「isai V30+ LGV35」とそれぞれ違う機種名で発売されていました。 有機EL・ハイレゾ・デュアルカメラ・おサイフケータイ・テレビ・・・と機能全部入りだった「LG V30+」は、知名度こそ高くないものの、なかなかの名機だったと思います。

 

今回は「LG V40 ThinQ」の価格やレビューをまとめ、その魅力と日本での発売について詳しくお伝えしたいと思います。

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LG V40 ThinQの進化をスペックで比較

V40 ThinQ V30+
OS android8.1 android7.1
CPU SDM845
2.7GHzx4
+1.7GHzx4
SDM835
2.45GHzx4
+1.9GHzx4
メモリ 6GB 4GB
ストレージ 64GB
ディスプレイ 6.4インチ 6.0インチ
表示方式 P-OLED(有機EL)
画質 3120×1440 2880×1440
電池容量 3300mAh
サイズ 158.8×75.7
x7.6mm
151.7×75.4
x7.3mm
重量 169g 158g
指紋認証
メイン
カメラ
1600万画素
+1200万画素
+1200万画素
1600万画素
+1300万画素
インカメラ 800万画素
+500万画素
500万画素
ハイレゾ
防水・防塵 IP68
充電ポート USB Type-C
NFC
カラー gray
red
black
blue
black
silver
blue
violet
rose
発売日 2019年10月 2017年9月

新しい「LG V40 ThinQ」と「LG V30+」スペックにおける大きな違いは、何と言ってもカメラがデュアルからトリプルになったことでしょう! しかも広角・標準・望遠と3つの焦点距離が選べるスマホは「LG V40 ThinQ」が初めてです。

さらにフロントカメラもデュアルなので、合計で5眼カメラのスマホということになります。 ちなみにファーウェイもハイエンド機がトリプルカメラで、「P20 Pro」が標準の代わりにモノクロセンサーカメラ、「Mate20 Pro」がLGと同じ広角・標準・望遠の組み合わせです。

 

LG V40 ThinQの価格と日本での発売について

「LG V40 ThinQ」の価格は800ユーロとなっていて、日本円に換算すると10万3千円近くもします。  「LG V30+」は610ユーロ(7万9千円)だったことを考えるとかなり値上がりしたように思います。

日本で「LG V40 ThinQ」の発売は、先述の通りドコモやauの2018年冬モデルにはラインナップされませんでした。 これは「LG V40 ThinQ」の発売が例年より1か月以上遅れたために、日本のキャリアが対応できなかったのではないかと思います。

2019年夏モデルとして5月くらいにリリースされるかどうかは、「LG V40 ThinQ」が海外での販売実績にかかっていると思います。 「LG V40 ThinQ」は海外といっても韓国とアメリカ・カナダしか発売されていません。

ヨーロッパやアジアでは2019年に発売されるそうなので、ここは夏モデルに期待したいと思います。 あと、SIMフリーの可能性はないでしょう。

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LG V40 ThinQのカメラ性能

5眼カメラの性能が特に気になるところですが、そのほかの性能や特長はもちろん、欠点などもご紹介したいと思います。

一番右のカメラは1200万画素の標準カメラ(35mmフィルムカメラで25mm相当)で、絞り値はf1.5という明るさを実現しています。 この明るさはライバルに差をつける数値で、暗い場所での撮影も安定しています。

真ん中のカメラは1600万画素の広角カメラ(35mmフィルムカメラで16mm相当)で、視写角はだいたい107度くらいあります。 このカメラは日本未発売の「LG G7 ThinQ」と全く同じで、絞り値はf1.9とそんなに明るくはありません。

そして一番左のカメラが新しく追加された注目のカメラで、LGスマホ初の望遠カメラ(35mmフィルムカメラで50mm相当)になります。 この望遠カメラをライバルと比較すると、

  • LG V40 ThinQ・・1200万画素で絞り値はf2.4、光学ズームは2倍
  • Galaxy S9+・・1200万画素で絞り値はf2.4、光学ズームは2倍
  • iPhone Xs・・1200万画素で絞り値はf2.4、光学ズームは2倍

性能が全く同じになっているので、このあたりが現在のスマホカメラの限界です。

そして3つのカメラはトリプルショットのモードにすると、画面上に望遠・標準・広角のファインダーが表示されるので、使いたいカメラのファインダーをタッチして選べます。

フロントカメラの方は800万画素で絞りf1.9のメインと、500万画素で絞りf2.2のサブカメラがあります。 メインの視写角が80度でサブが90度とあまり違いがないので、サブの存在意義はセルフポートレートモード(美肌修正など)にあるようです。

他のスマホでは1つのカメラに統一されているので、これなら「LG V40 ThinQ」もフロントカメラは1つにまとめた方がよかったと思います。

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LG V40 ThinQのカメラレビュー

広角・標準・望遠と並べてみると、広角や標準の歪みはごく一般的なものといえます。

標準カメラではかなり歪みは抑えられているのが評価できますが、レンズがf1.5と明るいために背景の空が完全に白飛びしているのが残念なところです。 それでもメインの被写体は、シャドウのディテールもちゃんと再現されています。

LGのスマホカメラは正直「V30+」まではシャドウの再現が良くなかったのですが、「V30+」で大幅に改善され、さらに「V40 ThinQ」で磨きがかかったと思います。

上の例でも一番明るい部分が少し白く飛んでいますが、右のカゴの内部などシャドウ部分は黒つぶれしていないことが分かります。

逆光の条件でも、わずかな明所を捨てて、シャドウ部の犬をしっかり表現できています。 ただ、上の例は広角カメラのせいで接写の歪みがあり、犬の頭が大きく左上方向に拡大されてしまってます。

どうしても主要ではない背景などの明るすぎる部分が少し白飛びするものの、上の例のようなテント内部に光がほとんどないという悪条件でも、テント内部がきっちり描写できているのは好印象です。

完全に暗闇が支配する夜間の撮影でも、ライトはともかく壁に光が反射した部分まで白飛びしています。 しかし全体における白飛び部分の割合が少ないのでさほど気になりません。

むしろ大部分を占めるシャドウ部に重点を置いて再現する割り切りは、f1.5の開放値を持つ標準カメラにしかできないでしょう。

標準カメラとはいえ接写のような撮影では多少歪みがあります。

いっぽう35mm換算で16mmの広角カメラは、ほぼ魚眼レンズと焦点距離が同じなので、距離のある風景でも歪みが大きくなってしまいます。

AIモードの性能も試してみました。 食事モードではAIありだと彩度やコントラストが引き上げられ、よりおいしく見えるようになっていました。

これは他のスマホでもだいたい共通していますし、他のモードでも大差はなく無難なものになっています。

最後にフロントカメラを見てみると、普通のセルフィーなら背景もある程度写りますが、ポートレートモードだと人物以外がぼかされています。 このポートレートモードは500万画素のカメラで撮影するのですが、ディテールがほとんどないので500万画素で十分なわけですね。

仕上がりはごく普通の一般的なもので、デュアルの意義はあまり感じられません。

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LG V40 ThinQのデザインレビュー

前作の「LG V30+」ではノッチスタイルではありませんでしたが、6月に日本未発売の「LG G7 ThinQ」で「iPhone X」スタイルを模倣しました。 それに引き続いて当然とばかりに「LG V40 ThinQ」でもノッチがあるのですが、他社製同様にのっちを隠すことが可能です。

他にデザインの特徴はなく、カラーバリエーションも地味な色合いとなっています。 「V30+」のモロッカンブルーのような鮮やかな色がないのは惜しいところでしょう。

 

LG V40 ThinQのパフォーマンスレビュー

機種 GeekBench
シングルコア
GeekBench
マルチコア
V40 ThinQ 2425 8769
V30+ 1901 6365
iPhone Xs 4823 11472
Galaxy Note9 3642 9026
Xperia XZ3 2486 8607
iPhone X 4256 10215
iPhone 8 4282 10037
Galaxy S9 3771 8883
Huawei
P20 Pro
1907 6679
Google
Pixel2XL
1807 6055

*CPUはandroid機が全てsnapdragon845(ただしV30+は835)

おもなハイエンド機種でスコアテストを行ってみました。

「LG V40 ThinQ」はチップセットが「Galaxy Note9」や「Xperia XZ3」と同じSnapdragon845で、ベンチスコアも「Galaxy Note9」や「Xperia XZ3」とほとんど変わりません。 しかし、「iPhone X/Xs」と「iPhone8」には少し及ばないという結果が出ています。

ちなみにAntutu 7のスコアは

  • LG V40 ThinQ・・270634
  • LG V30+・・182374
  • iPhone Xs・・346379
  • Galaxy Note9・・248823
  • Xperia XZ3・・284555
  • P20 Pro・・209884
  • Google Pixel 2XL・・203119

前作の「V30+」はスコアが芳しくなかったものの、「V40 ThinQ」ではなかなかの好成績です。

 

XperiaXZ3のユーティリティー

「LG V40 ThinQ」にはまだ顔認証ロック解除がないので、背面の指紋認証が唯一の生体認証になります。

あとオーディオの方では、今まで多大な協力をしてきた「B&O」(デンマークのバングオルフセン)からイギリスのメリディアンオーディオに変更されています。(メリディアンは子午線の意)

どちらかというとメリディアンの方が人気がありますが、B&Oが好きなユーザーには残念な結果かもしれません。

 

 

LG V40 ThinQのレビューまとめ

LG V40 ThinQの魅力は?
  • 広角・標準・望遠の3つから選べるトリプルカメラ!
  • 標準カメラの明るいレンズ
  • 大幅に向上したパフォーマンス
  • 美しさが安定した有機ELディスプレイ!
  • オーディオがより人気の高いメリディアンに変更!

 

LG V40 ThinQの欠点
  • B&Oのオーディオが好きな人には残念な結果・・
  • 指紋認証以外の生体認証がない・・
  • 性能の割には値上がりし過ぎ・・
  • アニ文字・AR Emoji・3Dクリエイターといったキャラクター機能がない・・

特に大きな欠点は見当たりませんが、あえていうと顔認証やアニ文字のような特殊機能が全くないというのは残念なところですし、その割に価格が高いところも気になります。

しかし、LGスマホはキャリアで発売されると価格が低くなったり、ドコモのように3Dゴーグルがおまけされたりするので、「LG V40 ThinQ」が発売される頃には手が届きやすくなると思います。

日本版がでたらテレビやおサイフケータイも搭載されるので、Galaxyより安ければ狙い目になるでしょう。

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