シャープはフラッグシップ機として2017年から新ブランド「AQUOS R」にチェンジしました。

 

シャープと言えば、肝心な機種は大手携帯会社(キャリア)向けで、SIMフリー機にはあまり力を入れていませんでした。

そんな時代遅れともいえるシャープが、これを機にSIMフリーに力を入れてくれるのでしょうか?

 

ここは、SIMフリー機を中心に取り上げていましたが、今回、ちょっとこの先を期待して国内メーカーのシャープで取り上げました!

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AQUOS Rというブランドについて

これまではフラッグシップ機としては、ドコモ向けの「AQUOS ZETA SH-04H」、au向けの「AQUOS SERIE SHV34」、ソフトバンク向けの「AQUOS Xx3」というふうに、大手携帯会社(キャリア)ごとにいちいち仕様を変更してリリースしてきました。

この3つは対応周波数とカラバリ以外はほとんど同じものですが、それでも効率の悪さとその苦労がしのばれます。

ご存知の通り、シャープは経営状態の悪化のため、台湾の最大手「鴻海(ホンハイ)精密工業」に買収されてその傘下になってしましました。

ホンハイ傘下になってからは、先ほどの「AQUOS ZETA SH-04H」などがスマホリリース第一号だったのですが、今まで通りのスマホだったのではないかなと思います。

しかし、その次からは「AQUOS R」というブランド名に統一し、日本だけでなく世界展開をにらんだ戦略に切り替えました。

今までやってきた、1つの機種を3大キャリアに合わせて違うバージョン名でリリースするという、無駄でややこしいことはなくなります。

そして、今まであまり力を入れていなかったCPUも最強に、何もかも一気に魅力的に変貌したようです。

ちなみに「R」には以下の4つの意味があるそうで、

  • 「Reality」臨場感のある映像美
  • 「Reaponse」圧倒的に気持ちいい操作感
  • 「Robotics」人工知能が賢くサポート
  • 「Reliability」心置きなくずっと使える信頼性

ということだそうです。

正直、そんなのはアップルもソニーも基本的にそうですし、その4つとも「今まで気がついてなかったんかい~!」ってくらい普通のことです。

信頼性についてはサムスンの発火事故とか理解できますが、ホンハイに吸収されてやっとシャープ製品の魅力のなさに気付いたということでしょう。

 

技術的にはまだ中国メーカーより優れているところも多いのですが、なぜか魅力がなく残念なことになってましたから・・。

 

SHARPがAQUOSブランドをいよいよ世界展開開始!(9月19日追記)

なんとヨーロッパでは、「SHARP AQUOS S3」という最高峰のSIMフリー機が、リリースされるようです!

このS3は、「AQUOS R」と同じスナドラ835を積み、解像度2880×1440でIGZOディスプレイ、Quick Charge 4.0対応のスーパーマシンです。

上は中国語で「コンセプトの手掛かりをつかんだぞ!」、下はロシア語で「未来のフレームを示した!」、かなり世界中から期待されています。

これがネットで輸入できれば、SIMフリーで使えそうです。(技適は自己責任ですが・・)

 

AQUOS Rが世界レベルに進化?現行と比べて大きく変身!

現行の「AQUOS ZETA SH-04」が登場したのは2016年6月なので、およそ1年後に登場する「AQUOS R」が、ホンハイ傘下のもとでどれだけ進化したのか見ていきたいと思います。

デザインについて

新型「R」のデザイン

現行と同様のアルミフレームで、ぱっと見た感じでは大きく変わっていません。

しかし、フレームが鏡面仕上げに変わったので、より高級感は増したように見えます。

現行「ZETA SH-04」のデザイン

また、現行はカメラ部分の出っ張りがわずかにありましたが、新型「R」では滑らかに仕上げられているようで好感がもてます。

新型「R」のコーナーラウンドデザイン

さらに新型「R」では、コーナーラウンドデザインといって、滑らかながらもゆるい「く」の字型の突起をもうけて、手で持ちやすく滑り落ちないようにしています。

 

ディスプレイについて

シャープお得意の「IGZO液晶」に加え、「4KHDR」に進化したディスプレイは文句のつけようがないはずですが・・。

IGZOとは?
IGZOとは In(インジウム)・Ga(ガリウム)・Zn(亜鉛)・O(酸素)の頭文字からとった名称で、シャープが商標権を持っています。

先に挙げた4元素からなる人工の透明結晶酸化物でできた半導体で・・・わかりにくいですね。

簡単にいうと電気抵抗が少なくて流れやすくなり、おかげで電力の消費を抑えたり、反応が早くなったりするようです。

 

画質は現行「ZETA SH-04」から進化した!

現行「ZETA SH-04」の画質PR

現行の「ZETA SH-04」ではフルHDはさておき、画像処理エンジンに重きをおいていました。

新型「R」の画質PR 比較対象はおそらく「ZETA SH04」

ところが、新型「R」ではフルHDより一段階上の「WQHD」を採用、解像度は大幅にアップして軒並みライバルを抜き去りました。

ただし、ライバル最高峰のソニー「XZ Premium」やサムスンの「Galaxy S8+」にはまだ及びません。

 

WQHDとは?
WQHDとはワイドクアッドハイビジョンの略で、簡単に言うと従来のハイビジョン(HD)より面積にして4倍の画質という意味です。

ちなみに従来のHDは解像度が1280×720、フルHDで1920×1080、WQHDは2560×1440となっています。

 

色再現も「ZETA SH-04」から進化した!

現行「ZETA SH-04」採用の「S-PureLED」

現行の「ZETA SH04」が「S-Pure LED」という彩度を強めにするという、見栄えは良くてもリアリティーには欠ける小手先の色再現でした。

しかし、新型「R」はソニーの新型最高峰の「XZ Premium」とに近い「4KHDR」を採用し、これからのスマホに一歩先駆けたディスプレイといっていいでしょう。

 

4KHDRとは?
HDRとはハイダイナミックレンジの略で、簡単に言うと記録できる光の情報量や、輝度の範囲が大幅に増えたということです。

もっと簡単にいうと、今までは明るすぎた部分が白く飛んだり、暗すぎた部分が黒くつぶれたりしていたものが、ちゃんと描写できるようになるのです。

ちなみに4Kとは画素数がハイビジョンの4倍という意味ですが、「R」の場合は実質3Kくらいと思われ、本当の4Kは「XZ Premium」だけです。

 

本物の「4KHDR」はソニーの「Xperia XZ Premium」で採用されています。

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2017.03.08

新型「R」のリッチカラーテクノロジーモバイル

また、現行の「ZETA SH04」に採用されている「S-Pure LED」を応用したものが採用されていますが、このような彩度の盛り付け(コントロール)は他社機種でも簡単に出来るので、特段取り上げるものでもありませんね。

 

カメラについて

カメラに関しては現行の「ZETA SH04」でも十分素晴らしく、スマホ界トップグループの高性能だったので、現状維持でも構いませんがさらに進化するようです!

一眼レフでは数々の名機を作り出す、日本のメーカーならではの安定した高性能だと思います。

 

ファーウェイ・エイスースはおろか、サムスンですらまだまだ・・、カメラはやはりMADE IN JAPAN!

 

メインカメラの広角レンズは撮影範囲がさらに拡大!

新型「R」の広角レンズによる広い撮影範囲

メインカメラのレンズが広角しかないのは現行と変わりません。

しかし、現行の「ZETA SH04」が35mm換算で焦点距離が26mmなのに対し、新型「R」は画角90度です。

 

画角90度は計算してみると、35mm換算で焦点距離が22mmなので超広角レンズといえます

上の画像の比較相手はきっと「ZETA SH04」でしょうし、実際にそれぐらいの差があります。

 

ちなみに新型「R」は現行と同じく画素数は2260万画素、開放値は同じf1.9のハイレベルを維持しています。

 

インカメラの画素数が半端ない進化!

新型「R」の広角レンズによる広い撮影範囲

インカメラは現行の「ZETA SH04」が35mm換算で焦点距離が24mmに対し、新型「R」は画角90度=22mmなのでちょっとだけ広くなった感じです。

ところが、画素数は1630万画素もあり、現行の500万画素と比べるまでもなく、インカメラではおそらく世界一の画素数でしょう!

 

手ぶれ補正はおそらくそのまま

メインカメラには現行と同じく光学式の手ぶれ補正が導入され、インカメラも引き続き電子式手ぶれ補正のままです。

光学式手ぶれ補正とは?
簡単に言うと光学式は、レンズを振り子のように駆動させてブレをなくす大がかりなシステムです。

一方、電子式は像のズレを画素をずらすことによってブレを少なくするシステムです。

もちろん、光学式の方がより鮮明な画像になりますが、コストやスペースもかかります。

 

現行の素晴らしい他の撮影機能は受け継がれる?

現行の「ZETA SH04」では、デジタルカメラのリコーが開発した「GR certified」画質認証プログラムという基準をもうけています。

簡単にいうと、レンズにおいては解像力や少ない歪曲および色収差の基準をクリアし、画像処理ではノイズ低減などの基準をクリアしているということです。

 

この基準は本来、一眼レフではないものの、リコーのデジタルコンパクトカメラである「GR」にもうけられた基準で、スマホカメラがこれをクリアするのは凄いと言えます。

現行の「ZETA SH04」にある「おすすめプラス」

また、現行の「おすすめプラス」は、撮った画像に自分なりの補正を行えるありがたい機能です。

現行の「ZETA SH04」にある「あとからキャプチャー」

動きが速くて難しいシーンは、いったん動画で撮影した後、ベストな静止画を切り抜く「あとからキャプチャー」や、

現行の「ZETA SH04」にある「スーパースロー」

ハイスピード録画とスーパースロー映像なども引き継がれました。

さらに、構図が分かりやすい「フレーミングアドバイザー」や、

後から背景をぼかす機能もそのまま引き継がれています。

インカメラの美肌補正機能も引き継がれるはずですが、「Meitu T8」のような高度の補正機能も選べると、さらに魅力が増すと思います。

 

パフォーマンスについて

CPUに関しては、2017年のスマホ最高峰の「Xperia XZ Premium」や「Galaxy S8+」と同じの「スナドラ835」となります。

アクオススマホの魅力が劣る原因の一つがCPUの力不足だったので、さすが世界を見ているホンハイと言った感じですね。

ディスプレイやカメラの性能が高すぎるので、クロック数が2.45GHzx4というスーパーCPU導入もうなずけます。

文字をスクロールしても、従来より1.5倍という液晶応答速度によって、残像も少なくなっているようです。

これもIGZOとスナドラ835の恩恵でしょう。

 

防水やバッテリーについて

日本製なのでもちろん防水防塵は優秀ですが、水濡れによるタッチ検出能力も高めていて、さすが細かいところにまで配慮が効いています。

また、サムスンのバッテリー発火事故の影響もあって、バッテリーの低温化にも力が注がれています。

ファーウェイとかも長時間使用によってけっこう高温になるようなので、このあたりもさすがだな~と思いました。

 

AI(人工知能)について

スマホの人工知能(AI)といえば「iPhoneのSiri」が有名ですが、シャープにも「EMOPA」エモパーと呼ばれるAIが搭載されています。

 

「Siri」のほうはユーザーとの関わり方が受け身で、質問されたらそれには答えるが、AIのほうから話しかけてくることはないのに対し、エモパーはAI側からも問いかけてくるという会話のような感じになっています。

ユーザーの習慣などを学習して問いかけてくれるのですが、もちろん人間の会話とは全く違います。

 

エモパーは2年ほど前から登場し、現在ではバージョン5.0.1まで進化しています。

さらに回転するロボット充電台「ロボクル」が新登場します。

ロボクルにスマホをセットすると、インカメラで人間の顔を識別して話しかけたり、電話やアラームが鳴ったらインカメラでユーザーの方向を探して、そちらに話しかけることが出来るようです。

同じシャープ製のロボット型携帯電話「ロボホン」

現行の「ZETA SH04」にはエモパーしかありませんが、それでも十分すぎるくらいの機能があったので、さすが「ロボホン」を開発したシャープならではのAIだと思います。

現行の「ZETA SH04」のエモパーによるヘルス機能

もちろん、以前からある健康管理機能や、

エモパーメモ機能はそのまま引き継がれなければなりません。

 

オーディオについて

現行の「ZETA SH04」でもハイレゾに対応していますが、ホームページなどを見てもあまりアピールしていません。

新型「R」に至っては全くアナウンスされていませんが、退化するのもおかしいので当然ハイレゾ対応に違いありません!

 

こういうアピールが下手なところが、アクオスの欠点で魅力不足になっていると思います。

 

その他

プライバシーを守るために、ディスプレイ全体を曇らせたようにして、見たい通知部分だけ指でこすって曇りをはがしていくような最新技術や、ファーウェイーのハイエンド機にも投入されている、ジェスチャーでアプリを呼び出すような機能も搭載されているようです。

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AQUOS RはSIMフリーに対応?

シャープの場合、「AQUOS SH-M04-A」のような中級機種ではSIMフリーになっています。

しかし「AQUOS R」は、ソフトバンクが料金プランこそ未定なものの、どこよりもいち早く発表しています。

ドコモだって5月24日の新商品発表会で登場しました。

 

まあ結局、キャリア独占というわけです。

XperiaだってGalaxyだって、ハイエンドフラッグシップ機というものは、日本ではこうなってしまうわけですね。

みなさんの察し通り、3大キャリアとハイエンド機はおそらく何かの契約で縛られている?・・・ような感じで、「AQUOS R」がSIMフリーで買えるというのはただ事ではありません。

 

しかし、シャープは「AQUOS R」は世界展開していくと明言しています。

となると、ネット輸入販売「ETOREN」で香港あたりから逆輸入して使えば、格安SIMでも一応は使えるはずです。(もちろん技適は厳しい)

 

逆輸入でSIMフリー版を買えたとしても、値段は相当高そうなので、普通にキャリアで買った方が安いという可能性もあります。

いっそ、「AQUOS R mini」などといったスペックダウンしたものを、SIMフリーでだしたら面白いかもしれませんね。

 

AQUOS RはDカードゴールドを持つことで補償が増える?!

「AQUOS R」は今のところ3大キャリアでしか取扱いがないので、格安SIMでは使いにくいのですが、ドコモユーザーもしくはドコモで買うつもりの方は「Dカードゴールド」に加入すれば、紛失や故障時の補償はもちろん、その他にも思わぬメリットがあります。

ドコモ以外でお考えの方はスルーしてくださいね。 

 

もちろん、その1万円を回収できるのは当然、補償の面でも大きなメリットがあります!

以前は「ゴールドカード」というと、年会費も使用上限額も高かったので、重役さんや芸能人が持つカードというイメージもありました。

しかし、その壁はどんどん低くなって、私たちのような庶民にも手が届くところまでに変わってきています。

 

などなど、メリットを感じた人も多いようですが、いちばん大事なのは補償の面です。

ケータイ購入から3年以内であれば、紛失や修理不能でも10万円までなら、同一機種で同じカラーのものをDカードゴールドで購入して、その金額分がキャッシュバックされるというものです。

 

紛失や修理不能でも補償があるのは大きいですね。

いずれも還元率の最大値で、金額によっては下がります。

 

他にも、買い物やETC、空港ラウンジや保険など多岐にわたっているので、詳しくは公式HPをごらんください。

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本当は輸入版のSIMフリータイプが一番魅力的なのですが、そのリリースはもう少し先か今回はないような気もするので、3大キャリアで買う場合、少しでも安くて得が出来たらという話でした。

また、「AQUOS R」の新たな入手法があれば、更新してお伝えしたいと思います!

 

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